顔面麻痺について

顔面麻痺とは?

顔の筋肉は約20種類あります。顔面神経麻痺とは、何らかの原因により顔の表情をうまく動かせなくなる病気であり、目や口を動かす筋肉に神経が通わなくなることで起こる病気です。主に、片側に発症し目が開きにくくなったり、水を飲もうとすると水がこぼれたりという症状が出ます。

顔面神経麻痺には、『中枢性麻痺』と『末梢性麻痺』があります。『中枢性麻痺』とは、脳の障害により神経伝達がうまくいかなくなり顔の下半分のみの麻痺が起こります。こちらは、まれに起こります。

『末梢神経麻痺』には多くの原因があり、ベル麻痺やラムゼーハント症候群、交通事故による外傷によるものなどがあります。こちらは、片方の顔の上下共の麻痺が起こります。

 

原因

 

顔面麻痺の原因としては、2つあります。1つ目は、原因不明な『ベル麻痺』で、2つ目は、帯状疱疹の原因でもあるヘルペスウイルスにより、神経が傷つけられることにより起こる『ラムゼーハント症候群』です。ある日突然目が開けられなくなったり、水を飲むと口からこぼれるなどの症状が出てきます。

3つ目は、交通事故の外傷による麻痺です。有名人で言えば、ビートたけしさんが当てはまります。交通事故による外傷の場合、手術をされる場合がほとんどです。

顔面麻痺は自然に治る場合もありますが、診断や治療が遅れると後々症状が残ってしまったりします。重症化する前に早めの受診をお勧めします。病院での治療法としては、神経を傷つけているウイルスの活動を抑える薬物療法が主となります。重症例に対しては、手術の場合もあります。

渡部鍼灸治療院での施術方法

まず、顔面麻痺が起こった経緯を聞かせていただき、なぜその症状が起きたのかを見極めます。その原因を突き止め施術が可能と判断できたら施術をさせていただきます。

顔面神経麻痺が起こる原因としては、体力の低下や睡眠不足、ストレスなどがあげられます。過度なストレスを避け、しっかりと体を休ませる為に寝ることも大事です。

施術としては、顔面麻痺が起こった根本に対する施術と、麻痺が起こっている局所の両方に施術を行います。渡部鍼灸治療院では、顔の局所治療は場合、針を刺したまま置いておく『置鍼法』を行います。刺した針に電気を流すパルス療法もありますが、渡部鍼灸治療院では行いません。

治るまでに時間もかかる病気ですが、一緒に二人三脚で頑張っていきましょう。わからないことがあればお気軽にお声掛けください。

施術を受けた方のお声

尾道市にお住いの50代女性

 

1、当院にお越し頂きました経緯をお聞かせください。

知人の紹介

2、どのような症状でしたか?

顔面麻痺

3、施術を受けた感想は?
(動きや痛みは変化しましたか?施術内容は?スタッフの対応は?)

ずいぶんよくなったと思う
良くしてもらっていると思う

尾道市にお住いの40代女性S.Y様

●症状
顔面神経麻痺
 
●施術の感想、お身体の変化、スタッフ、院の雰囲気など皆様のお声をお聞かせください。
初めは一か月くらいで治ると言われていたのですが、3か月たっても変化がないため違う病院に行き検査をしてもらった結果、もう治らないと言われ絶望していたのですが、どうしても諦めたくなくてネットで探してたどり着いたのが渡部先生でした。

半分白目だった目が、数回で治りました。全く動かなかった目尻も上がり、笑顔を作れるようになりました。口の開きも広がり、食べれる料理も増えました。

先生は顔以外全身の治療もしてくださいます。弱っている内臓も教えてくださり、またそれが当たっているので、びっくりします。患者さん思いのとても優しい先生です。院内に流れる音楽にも癒さ辛かった気持ちを忘れさせてくれる日もありました。諦めなくて本当に良かったです。感謝してます。