肩こりについて
あなたは今このような悩みを抱えていませんか?
- 辛い肩こりで、仕事に集中できない
- 肩から背中にかけてしんどくて眠れない
- 朝起きると、肩が凝っている
- マッサージしてもすぐ元に戻る
- 肩こりで色々試したが良くならない
肩こりについて
肩こりに悩むのは、今や大人だけではありません。
ゲームやスマホなどに熱中する小学生までもが肩がこると言っています。渡部鍼灸治療院でも、4歳のお子さんが肩こりで来られました。
そもそも肩こりの原因は、パソコンやスマホの使い過ぎによる痛みだけではありません。内臓疲労にが原因で起こる肩こりもあります。下記にて肩こりの原因を上げていきます。
肩こりの原因
- 肝機能の低下
- 目の疲労
- 甘いものの摂りすぎ
- 筋肉疲労
- ストレス(怒り)
- 姿勢
原因1 肝機能の低下
まず、人間は誰でも肩が凝ります。私たち人間は、重い頭を乗せ、重い腕を下げて歩いています。当然、その2つの重い荷物を支えている肩の筋肉には、大変な負荷がかかっています。では、肩が凝る人とそうでない人の違いは何か?
肩がこらない人は、血液が正常に循環し、肩の筋肉に過度な酸素と栄養素が行き渡っており、疲労の素である老廃物を正常に排泄するように出来ているのです。つまり、健康な身体であれば、肩こりは起こりにくいのです!!
ここで、肩こりと肝臓の関係について記述していきます。
肝臓の働きと筋肉の働きは、実は密接な関係があります。肝臓が弱ると、筋肉も弱ります。そして、筋肉は弱るとどんどん固くなります。
原因2 目の疲労
肝臓の働きを低下させる原因は、色々考えられます。その1つが目の使い過ぎです。『目は肝の窓』という言葉があるほど、目と肝臓は深い関わりを持っています。
最近では、パソコン関係の仕事が様々な分野に進出し、パソコンを使わない仕事がないのではないかというくらい普及しています。
長時間パソコンのディスプレイを見ることは、目にとってはかなり負担です。また、暗い照明のもとで勉強や、テレビの見すぎも目の疲れの原因となります。肩こりがひどい方は、ブルーライトカットのメガネなどを使用することをお勧めします。
原因3 甘いものの摂りすぎ
肩こりの原因にもなる肝機能の低下は、食べ物とも密接な関係があります。
肝臓にとっての最大の敵は甘いものです!!甘みを多く摂れば摂るほど、肝臓の働きは鈍くなり、内臓は締まりなく緩んでしまいます。
緩んでしまった内臓で、現代のような動物性たんぱく中心の食事をとると次のようなことが起こります。
腸の蠕動運動が鈍る
↓
肉などの食べ物がなかなか消化されない
↓
胃腸の消毒、肝臓の解毒作用が低下する
↓
美毒素が発生し、それが血液に流れ込む
↓
栄養補給不十分で、筋肉が固くなってしまう。つまり、肩こりとなるわけです。身体が必要とする甘みは、本来、ご飯の中に含まれる自然の甘味分だけで十分だと言われています。
原因4 筋肉の使い過ぎ
内臓疲労の他に、筋肉の使い過ぎによる肩こりもあります。同じ動作を継続して行うと、どういうことになるでしょう??
第1段階・・・・動作のスピードが上がり、効率が良くなる。
↓
第2段階・・・・だんだんスピードが落ちてきて効率が悪くなる。
↓
第3段階・・・・腕に重さを感じる
↓
第4段階・・・・ついに腕や肩に痛みを感じる
この第4段階の時点で、筋肉に触れてみるとパンパンに張っています。これが、筋肉疲労による肩こり、腕の痛みです。
原因5 ストレス(怒り)
肩こりは、わたしたちの健康を司る『自律神経』も関与しています。この乱れは、筋肉疲労を招く要因になり、肩こりとも関連があるのです。
自律神経には、二つの神経があります。昼間の活動をつかさどる交感神経と、身体の回復に関係している副交感神経の二つです。自律神経の二つの神経がバランスよく働くことで、健康が保たれています。しかし、そこにストレス(怒り)が加わると、自律神経のバランスが崩れて興奮した状態(肩に力が入った状態など)になり、この状態が長く続くことで血行が悪くなり、慢性的に肩がこりやすくなってしまうのです。
特に、責任感が人一倍強い人や完璧主義の人、まじめ過ぎる性格の人は無意識のうちに過度に仕事をしてしまったり、夜寝るときでも仕事のことを考えたりするので、人一倍ストレスがたまりやすいです。
また、『怒りは、肝を破る』と言う言葉があります。怒りは、肝臓の働きを悪くし肩こりの原因となります。そうでなくても、怒っているときは自然と力が入り、肩が上がって筋肉が緊張してしまいます。なので、怒りやすい方、イライラしやすい方は肩が凝りやすくなってしまいます。
原因6 姿勢
パソコン、読書、足を組む、寝転んでテレビを見るなど普段何気なくしていることで、身体が歪み肩周辺の筋肉を緊張させます。また、筋肉が緊張することにより、血流が悪くなり更に固くなっていきます。適度に肩や首のストレッチをしてみてください。
このような症状は医療機関への受診をお願いします。
肩こりには、他の病気に関連して発症するケースもあるので、ろれつが回りにくい、頭痛、嘔吐、手の痛みやしびれ(力が入りにくい、入らない)などの症状の場合は医療機関を受診しましょう。
肩こりに対する施術方法とは?
まず原因を突き止めます。
- 筋肉の使い過ぎによる慢性疲労による肩こり
- 姿勢のゆがみによる肩こり
- 内臓疲労による肩こり(食べすぎや冷たいものの取りすぎなど)
この3つの視点から、なぜ肩こりが起きているのかを把握し、一人一人の身体に合わせた施術を行っていきます。