パーキンソン病について
パーキンソン病とは?
パーキンソン病は、人口の高齢化によって増加しています。脳内の黒質という部分の神経細胞の編成が挙げられ、黒質で作られる『ドパミン』と呼ばれる神経伝達物質が生産できなくなり、それが減ることで脳から全身へ送られる信号がうまく伝わらなくなるため、全身に様々な症状が出てきます。
パーキンソン病以外では、アルツハイマー病やALS(筋萎縮性側索硬化症)なども神経変性疾患に含まれます。
原因
原因としては上記に挙げられることが主になっています。黒質の細胞がなぜ変性してしまうのかについては、いまだにはっきりとしたことはわかっていません。
一度変性してしまった黒質自体は元に戻らないので、そのため治療は症状の進行を少しでも遅らせることが目的になり、不足しているドーパミンを、薬などで補う薬物療法が中心になります。
症状について
- 四大徴候:筋固縮(筋肉のこわばり)、寡動・無動(動作が遅い、動きが少ない、すくみ現象)、静止時振戦、姿勢を保てなくなる
- 前傾姿勢、突進現象、加速現象、小刻み歩行、仮面様顔貌、書字障害
- 自律神経症状:便秘、排尿障害、起立性低血圧、よだれなど
- 精神症状:抑うつ状態、痴呆など
パーキンソン病に対する渡部鍼灸治療での鍼灸施術とは?
渡部鍼灸治療院では、脈を診させていただくことパーキンソン病の根本的な原因は何かといのを探っていきます。それにより、ツボを決め施術していきます。それにより、手足の震え、筋肉のこわばり、動作が鈍くなる症状や、肩こり、腰痛、不眠等の症状を改善させていきます。
パーキンソン病への施術効果はすぐに現れるものではありませんが、気長に治療を続けていくことで、徐々にですが症状の軽減や進行を遅らせる効果が期待できます。
パーキンソン病の鍼灸施術は、西洋医学と併用することで、日々の生活を過ごしやすくすることができます。できるだけ症状の軽い時期からの治療をお勧めします。パーキンソン病のことでお悩みのことがあれば、渡部鍼灸治療院にご相談ください。一緒に身体の健康のために頑張りましょう。