突発難聴について
このようなことでお困りではありませんか?
- 突然耳が聞こえなくなった
- 耳鳴りが止まらない
- めまいが断続的に起きている
- 耳がつまったような違和感を感じる
症例
30代女性
2週間前に突然めまいと耳鳴りを感じ歩けなくなり、救急車で病院へ。その日は、病院で点滴をし、少し歩けるようになったので、入院はせず自宅で飲み薬の治療になりました。
その後、めまいはだいぶ落ち着いたのですが、右の耳が全く聞こえないことに気が付き鍼灸院を探して渡部鍼灸治療院へ来られました。
週2ペースで通っていただいた結果このような変化がありました。
突発難聴は、早めのケアが肝心です。少しでもおかしいなと感じたら、早めに病院への受診をお勧めします。
40代女性
急に耳の詰まった感じと耳鳴りを感じました。耳鼻科を受診したところ軽めの突発難聴と診断されました。耳鼻科で薬を処方して頂き、様子を見ていたのですがめまいも出てきたので、鍼灸院を探していたところ、渡部鍼灸治療院さんにたどり着きました。一回目の施術で、体が軽くなり身体が温かい感じがしました。三回目の施術後から耳の閉塞感が減ってきました。五回目の施術時には、閉塞感はなくなりました。めまいも楽になり、仕事もできていますが継続的に通わせていただいています。
突発難聴とは
ある日突然、何の前触れもなく、耳が聞こえなくなる病気です。難聴に気付くのは、電話をしているとき、テレビを見ているとき、人と話をしているとき、高い音が聞こえにくいなど様々な状況で気づくことがあるようです。そして、多くの場合片方の耳だけに症状が出ます。突発難聴でも重度の場合、『めまい』や『吐き気』を伴います。耳が痛むことはありません。
突発難聴は、発症してから一時間、一日と経過するにつれ治りにくくなる病気です。なので、少しでも耳が詰まるなと感じたり、耳に違和感がある場合は早めに耳鼻科で医師の診察を受けてください!!
更に、難聴に苦しむ方は子供から大人まで幅広く存在します。女性では、生理がひどいとき、妊娠中、出産後、更年期などホルモンバランスによって難聴として発病することが多くみられます。
突発難聴が発生する原因
原因としては、ウイルスによる内耳感染説や内耳の血液循環障害説などいろいろと推測されていますが、今のところ不明です。
突発難聴の症状
朝、起きたら片方の耳が聞こえないという風に突発的に現れます。両耳に起こることはまれで、めまいを伴うこともあります。病院での治療法
発症後、2週間までの治療が後の経過を決めます。過労やストレスも原因の一つと考えられているので、入院し、安静を保つ必要があります。薬物療法としては、可能性のある原因を考えて、複数の薬を使って治療することが多いです。
- 血流改善薬・抗凝固薬
- ビタミン剤
- ステロイド薬
- 高圧酸素療法
突発性難聴は、発症後2~3週間の安静が必要です。例えば、最初の2週間で順調に回復すれば経過は良好ですが、反対にこの間の回復状況が不十分であれば、回復もゆっくりです。
つまり、治療により回復させられる期間が限られているのです。1か月を過ぎると聴力の改善ほとんど望めません。発症後時間があいて治療するのと、発症後すぐ治療に取り掛かるのとでは大きな差が出ます。
渡部鍼灸治療院での突発難聴に対する施術方法とは?
鍼灸も西洋医学と同様、施術を始める時期が重要です。発症から、数週間以内の施術開始がとても重要になります。回復されたほとんどのケースが、発症後から間もない時期から鍼灸を受けています。
さらに、病院との併用で相乗効果が生まれ回復されました。鍼灸治療の目的は、疲労回復です。鍼灸治療は、『未病を治す』と言われますように、予防より一歩進んでより健康になるため発展してきました。
より健康になるためには、病気の前の状態である冷えやこり、疲れが現れた時に鍼灸治療をし、病になるのを防いで、自然治癒力が十分発揮できるような体づくりをしていくことが大切です。鍼灸治療では、突発性難聴を肝臓と腎臓の疲れととらえております。
『肝』とは、自律神経調節・筋肉・血液循環の調節に影響があります。『腎』とは、成長・発育・生殖などの生命力および骨格の形成・免疫機能・耳・冷えに影響があります。
具体的には、ストレスで肝の変調が起こり、自律神経のバランスが崩れ、血流が悪くなり、さらに、冷たい物の摂りすぎで、腎に変調が起こり、免疫力が下がり突発性難聴が発症すると考えています。
渡部鍼灸治療院では、生活習慣等も関与していると考え、しっかりと説明させていただくようにしています。生活習慣を改善し、鍼灸受ける事でより一層身体が楽になっていきます。お困りのことや不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。